リロケ利用

海外赴任で問題となるのはマイホームの扱い

遠隔地への赴任などで長期にわたって生活拠点を移す場合、難しいのがマイホームの取扱いです。せっかく手に入れたお気に入りの家を売ってしまうのは忍びないですし、そもそもローン返済中であれば売却手続きも簡単ではありません。かといって空き家のまま放置しておくのも不経済なうえにセキュリティの不安もあります。これは本人や家族はもちろん、赴任を命ずる企業等にあっても悩ましい問題です。こんなときに利用すると便利なのが、リロケーションというサービスです。リロケーションとは留守宅管理業務のことをいいますが、一般には留守中の住宅を賃貸住宅などに利用し、その管理を行うことを指します。経済のグローバル化に伴って海外転勤等の機会も増える中、今後普及が予想されるサービスです。

リロケーションで遊休資源を無駄なく利用

リロケーションサービスの提供が活発化するようになったのは2000年代に入ってからのことです。これは、定期借家法という法律が施行され、期間限定・更新不可という新しい賃貸住宅の利用スタイルが確立したことによるものです。これによって、オーナー不在の間だけマイホームを賃貸住宅として供用するという手法が可能になりました。具体的なサービスの提供方法としては、リロケーション会社がオーナーから留守宅を賃借し、それを第三者に転貸するというタイプと、テナントを探して仲介サービスを行うタイプとに分かれます。それぞれのタイプごとに契約方法が異なるので注意が必要です。前者であれば賃貸借契約はリロケーション会社との間に交わされるのに対し、後者の場合はテナントと直接交わされます。